歴史漫画ヒストリエが面白いので紹介したい
小学生の頃『ONE PIEACE』を接骨院の待合室で読んでからどっぷり漫画にハマってしまいました。
少年漫画から入り、少女漫画にキュンキュンし、青春時代から今の今まで漫画は私の大好きな趣味の一つです。
大人になってからも変わらず楽しく読める漫画って偉大だなぁ。と思います。
今となってはもう漫画がない日常なんて考えられない!
しょっぱなからお話がそれてしまいました(笑)
今回はblogを始めるときに書評なるものもしてみたいなと思い、まずは大好きな漫画を紹介させてもらいます。
みなさん歴史漫画って読みますか?女性って歴史漫画あまり読まないイメージなのですが、
『ヒストリエ』はとても読みやすく、おススメです!!
ではまずは簡単に紹介していきます。
▼ 目次
あらすじ
大まかなあらすじはこちら。
紀元前4世紀のギリシアやマケドニア王国・アケメネス朝ペルシアを舞台に、古代オリエント世界を描いた作品。マケドニア王国のアレクサンドロス大王に仕えた書記官エウメネスの波乱の生涯を描いている。エウメネスはプルタルコスの『英雄伝』(対比列伝)などにも登場する実在の人物である。
エウメネスはギリシアの都市国家カルディアの名家の息子として育てられ、陰謀によって一時は奴隷に身を落とすものの、時代の荒波に揉まれながらその才能を開花させていく。
とまぁこんな感じです。ちなみに歴史がよくわからなくても全く問題なくサクサク読めます!
作者は『寄生獣』でも有名な岩明均さん。現在『月間アフタヌーン』で連載中です。
実在していたエウメネス
- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/05/22
- メディア: Kindle版
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このエウメネスが本作品の主人公になります。私は彼のファンです(笑)
飄々としているかと思えば、論理的に物事をみることができ頭脳明晰。(あとイケメン)なんとも人を魅了する青年です。
エウメネスは実在していた人物だそうですが、マケドニアの書記官ということ以外の記録は残っていないようです。謎が多い人物のようですね。
物語はエウメネスの幼少期からはじまります。
ガルディア市の有力者ヒエロニュモスの次男として育ちます。幼少期か書物を好み、自宅の図書館に通い詰めていました。
父と母と兄や奴隷たちとの暮らしをしていく中である出来事が起きます。その出来事がきっかけで自身の正体を知り、そこから彼の歯車が回り始めます。
幼少期からはじまるストーリーに引き込まれる
先ほど述べたように物語は幼少期から始まります。
波乱万丈の幼少期をおくり、故郷を出ます。その後は幾度の困難を乗り越え知らぬ土地で生活しマケドニアの書記官になるのですが
それまでの過程や、その後の物語、とにかくストーリーが素晴らしく面白い。
『寄生獣』を読んだことがある方はご存知だと思うのですが、岩明均さんのストーリー構成には天才的なものがあります。
『ヒストリエ』は岩明均さんが漫画家デビューする前から温めていた物語だそうです。そりゃあ面白いわけです。
幼少期を知ったうえで物語を読んでいくと、当初は不明だった点がふっと腑に落ちる瞬間があります。
ふおおおおおお、なるほどなるほどなるほどねえええええ!って感じになります。
驚きがいっぱいの物語です!とりあえずエウメネスの頭の良さに惚れます。策略家。
とりあえず私は泣いた
1~9巻をはじめて読んだときは号泣しました(笑)
歴史漫画で泣くことってあまりなかったんですけど、気づいたら泣いていました。
鳥肌が立ったあとに、ぽろぽろ涙が流れていました。じんわりくる感動って感じ。
私は漫画を何度か読み返すタイプなんですが、読み返してもウルウルきちゃうんですよねーなんでかなー。
キャラクターも、個性たっぷりなので、読んでいて笑いあり涙ありって感じ。
まとめ
歴史漫画が好きな人にも読んだことない人にもおすすめの漫画です。歴史漫画ですけど、割とスラスラ読めちゃいます。そんなに難しい説明とかもないですし。
女性にもたくさん読んでほしい!!
魅力的なキャラクターが多く、セリフにハマります。
エウメネスがたびたび使う
『文化がちがーーう』
これ、何気にツボです。
使用例 :
「え、なに、もちこ目玉焼きは醤油派なの?ありえない私はソース派なのに。信じられない。」
「ははっ、文化がちがーーう(醤油をかけながら)」
こんな感じですかね。
…では、初めてのおすすめ漫画紹介おしまいっ
※現在(2016/11/25)は9巻まで発売されています。
聞くところによると10巻は2017年1月下旬だそうです。
なかなか続きが読めないのでもどかしさもありますが、新刊発売を心待ちにしています!
- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/05/22
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