美容×看護師LIFE

独身20代看護師が色々お話しするよ

精神科に入院中の方への面会やお見舞いは可能なの?


精神科は一般病棟とは違い、閉鎖病棟という病棟が存在します。

ご家族や、ご友人が閉鎖病棟へ入院した際に面会やお見舞いが可能かどうかを説明します。


面会前には事前に確認を

面会は基本的には可能となります。

しかし、患者さんの病状が明らかに悪化している場合は治療を優先するべきと医師が判断をする場合があります。
この際には治療の一環として面会制限を設けることがあります。

精神状態によって患者様の状態は日々変化するため、
面会に行くときには事前に可能かどうかを病院に確認することをオススメします。
ご家族、同僚の方、ご友人も同様となります。
ただし、看護師にも守秘義務があるので、患者さんの入院の有無をお答えすることはできません。


患者さんご自身が弁護士や「人権を擁護する行政職員」と面会することを医療者が制限をすることはできません。

面会や通信制限に関するガイドラインは「精神保健および精神障害者福祉に関する法律第37条第1項の規定に基づき厚生労働大臣が定める基準」に明記してあります。

詳細はこちらをご覧ください
精神保健及び精神障害者福祉に関する法律



面会する場所は?

・患者様のお部屋
・面会室
・医療者の目の届く場所

場所は病院によって様々です。

持ち込みに注意するべきもの

精神科の閉鎖病棟ではマッチ、ライター、刃物などの危険物は持ち込み禁止になっている病院がほとんどです。
なぜなら危険物によって自傷他害が起きてしまう可能性があるためです。

面会前後には患者さんに何か渡すものがあるかの確認や持ち物の検査がある場合もあります。

例えば家族が入院しているから衣類を持っていきたいとき、もしかしたら紐付きのズボンやパーカーは持ち込み不可となる可能性もあります。
病院によって持ち込みが許可されているものは違うので、事前に確認した方がいいです。


面会に関しては患者さんの病状による

簡単にまとめると、面会は、可能なことが多いが患者さん自身の病状によるということです。
病院によっては対応が様々なため、まずは入院先の病院に問い合わせをしてから面会をしてください。


精神科は少し特殊な病棟を持つ科なため、細かい決まりごとがあることが多いです。


それでは今日は、医療に関してでした〜〜




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